五所川原農林高等学校(五農)菊水寮

菊水寮

由来

明治三十五年一月三十一日「北津軽郡立農学校」として文部大臣より認可を受けた本校は。明治四十年の秋、寄宿舎を竣工。『菊水寮』の歴史はここに始まる。  「菊水」の由来は次のように言い伝えられている。大正二年四月、「青森県立農学校」として本校は新たな時代を迎え、「本校にも校歌を」という気運が高まり昭和七年に校歌が制定された。その当時の校歌の一節に「山水清き不魚住」とあるところを、旧校舎の一部が建っていた地名である「八重菊」であったことから、菊池幸次郎校長により語呂のよい「菊ヶ丘」を用い、「山水清き菊ヶ丘」と改められた。この校歌の一節にちなんで「菊水寮」と名付けられた。

(初代舎監長 安田直不三先生の文による)

寄宿舎教育の目標

地域農業の発展を担う農業経営者を育成するために、寄宿舎生活を通して自主・自律・協同の精神を養い、かつ日常の学習体験と寄宿舎活動体験との緊密な連携を持つことにより、創造力と実践力を兼ね備え地域農業に貢献できる人材を育成する。

寄宿舎教育の行動目標

「五農ブランド」の確立を担うための寄宿舎教育を実践していきながら五所川原地域に貢献できる人材を育成する。

(初代舎監長 安田直不三先生の文による)

入寮スケジュール

義務入寮

生物生産科1年生・生活科学科3年生
目的 共同生活と当番実習により、寄宿舎教育の目標を達成する。
期日 前期:5〜7月
後期:8〜11月 3カ月入寮
内容 環境健康フィールドでの当番実習による技術習得体験
農産物販売による経営感覚の学習
講演会や講習会の開催による知的好奇心の涵養

平成24年度より、義務入寮修了者には、下記の「修了証」と「記念キーホルダー」が贈呈されます。

クラス合宿

各学科1年生
目的 入学直後のクラス融和と各学科のオリエンテーションを実施により、しっかりとした学校生活目標を持たせる。
期日 4月中旬(入学式の翌週)
2泊3日入寮
内容 各学科の体験実習・体験学習
学校生活オリエンテーション
個人面談

一週間入寮

各学科2年生
目的 進路指導および資格取得学習により進路決定を役立てる。
期日 11月中旬〜2月上旬
4泊5日入寮
内容 進路指導・進路状況の説明
(求人票の見方・履歴書の書き方・作文・面接・適性検査等)
資格取得講習
(農業技術検定・FFJ検定等)

特別入寮生

全生徒対象
目的 寮教育目標を理解し、遠隔地による通学困難生徒またはその他の事由により寮教育を希望する生徒。
期日 通年
内容 1.書類審査
2.各学科主任による面接
3.主任舎監会議による審議

菊水寮の一日の生活

起床(6:10〜)

合図により起床。
寝具をたたむ。

朝礼・点呼(6:20〜)

居室前廊下に整列。
点呼。

当番実習(6:25〜)
清掃活動(6:25〜)
食事当番(7:00〜) 
朝食(7:30〜)
登校(8:00〜)
当番実習(15:50〜)
入浴(16:00〜)
食事当番(17:40〜)
夕食(18:00〜)
清掃・自由時間(18:30〜)
自習時間(20:10〜)
終礼・点呼(21:15〜)
消灯(22:00〜)

菊水寮の年間行事

1.入寮式(特入生・義務入寮・学科1週間入寮・クラス合宿):4〜2月

写真左上 校長挨拶
写真右上 寮長歓迎のことば
写真右下 会食会

2.寮内球技大会(生物生産科・生活科学科・特別入寮生):7、10月
3.陶芸教室(生物生産科・特別入寮生):5、9月
4.押し花教室:6月
5.誕生日会(生物生産科):7、10月
6.クリスマス会(特別入寮生):12月
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